ホルスの目、ウァジェトの目、月の目、ラーの目
2013-01-28
ホルスの目、また初期にはウァジェト(ウジャト)の目、月の目と呼ばれていたり、後にはラーの目とも呼ばれたりもする古代エジプトのシンボルです。ホルスは、ハヤブサの頭部を持つ太陽と天空の神。ウァジェトは、コブラの姿または頭上にコブラをつけた女性の姿で描かれる下エジプトの守護女神。ホルスは、その右目は太陽を、その左目は月を象徴してて、初期に呼ばれていたウアジェトの目というのは、ホルスが父の敵セトを打つ時に奪われた左目(月の目)のことだそうです。
まぁ、右目がホルスの目、左目がウアジェトの目で...太陽の輝く日中は天空より獲物を狙う鋭い鷹の目・ホークアイで、月の輝く夜は暗闇でも見える赤外線センサーつきの蛇の目・スネークアイだったのでしょうかね...
漢字で「一見」と書いてるように見えてしかたないので、このサイト ikken.net のマークは、この一見で「真」を見極めるかのようなホルスの目(ウアジェトの目)にあやかりたいと思ってデザインさせて頂いてます。
Saker Falcon(Falco cherrug). Shot at Eagle Heights Wildlife Park, Kent, England.2008/2/24, 14:08 Keven Law from Los Angeles, USA
目の下に生えてる足のような模様は、ハヤブサの目の下にある太陽光線の反射を防ぐために黒くなってるところじゃないか?チーターとかも同じように眼の内角から口にかけて黒い筋模様がありますよね!
古代エジプトの人も反射除けに目の下を現在のプロ野球選手とかがデイゲームでやっているみたいに黒く塗っていて(アイブラックって言うのかな…)、それが模様化したものではないのか?って思っています。
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